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焼き芋

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  本当に早いもので今年も終わりが近づいてきました。 コロナ禍になりイベントや外出の機会が減ったからか、はたまた年齢のせいなのか 夏の厳しい暑さはなんとなく覚えていますが、ふわっと季節が移り変わって気付けばもう年末…といった気分です。 そして寒くなると活躍するのがレジデンス名物の暖炉。 暖をとるだけでなくこの時期ならではのお楽しみがあります。 以前にもご紹介しましたが、レジデンスで収穫した立派なサツマイモ。 一つ一つ新聞にくるみ冷暗所で保管してありました。そうすることで追熟し甘みが増すそうです。 そのように丹精込めて育てられたサツマイモを暖炉で焼いていただくという家庭ではなかなか味わえない贅沢な時間。 焼き上がりが待ち遠しいです。 濡れた新聞で巻いた安納芋を更にアルミホイルで包み、じっくりと焼き上げます。 とても大きいため、触ってみて表面が柔らかくても中まで火が通ってない可能性もあり、しばらく暖炉の中に入れておきました。 そろそろ開けてみましょう! 小さいお芋は中まで焼けていましたが、大きな方はアルミホイルの上からでもまだ少し硬い場所があったので再び暖炉に。 食べるのと同じくらい、この開ける瞬間が楽しみです! まるで人がお辞儀をしているようなユニークな形のお芋ですが、実はアンチエイジング効果がある栄養がたっぷり含まれています。 ・カリウム  体内の塩分を調整しむくみを軽減 ・ビタミンC  免疫力を向上。活性酸素の発生を抑える。 ・食物繊維   便秘予防 ・クロロゲン酸   ポリフェノールの一種で糖分の吸収を抑え、脂肪燃焼、特に肝臓脂肪の燃焼効果がある。 ・ポテトプロティン   満腹ホルモンの分泌を促す。 と、簡単に書きましたがとても優秀なお芋だということが分かりました。特に皮に栄養が多いとのことなので、皮ごと召し上がると更に効果的だそうです。 しかし、100g 140Cal程度と、糖質もカロリーも決して低くはないので、美味しいからといって食べ過ぎには注意です。 それでは実食。 ホクホク&ネットリ食感で、ハチミツを掛けたような甘さがありますが、くどく無いのでどんどん食べれてしまいます。 前述で「食べ過ぎには注意」と書いたばかりなのに早速甘い誘惑に負け、「野菜だから大丈夫」だと都合の良い言い訳ばかり次々と浮かんできては食べる理由を探しています。 長年働いていれば時には色

黄色いパン屋さん

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  レジデンスには「黄色いパン屋さん」と「白いパン屋さん」の2つの移動販売が来ますが、今日は黄色いパン屋さんの今年最後の販売日でした。 早くからロビーでお待ちの方や、この日のためにスーパーで食パン買わなかったわ!という方もいらっしゃり、黄色いパン屋さんへの愛を感じました。 山吹色に近い黄色の可愛い軽自動車が軽快な音楽を流しながら入ってきました。 パブロフの犬状態と言えばいいのでしょうか。この可愛い車を見ただけで生地のモチモチした食感が浮かんできて、甘い香りが漂ってくるような気がします。 ちなみに宣伝効果における黄色は、コミュニケーションの象徴であり、気持ちを和らげユーモアや楽しさを感じさせてくれる色だそうです。 さて、皆様が集まってきました。 早速お目当ての品を吟味かと思いきや、スマホで他の住民の方にパン屋さんが来たことをお知らせされている方がいらっしゃり、見事な連携プレーを繰り広げていました。 たくさん購入されていて食べきれるのか心配になりましたが、冷凍保存して召し上がるそうです。 レジデンスでは栄養を考えた作り立ての配食をお配りしていますが、自炊や他社の宅配サービスの利用など自由にチョイスできますので 購入されたパンのお供としてレジデンスの自動販売機で売っているオニオスープやコーンスープを添えればお手軽な軽食にも便利ですね! 「黄色いパン屋さん」推し代表のE様です。(撮影のためにマスクは外しました) 特に食パンがお気に入りとのことで、まとめ買いをしてやはり冷凍保存されているとのこと。 そういわれてみれば、黄色いビニール袋の中に食パンらしきものがいくつも入っているようです。 食パンは無限といっても過言ではない程のアレンジができるので買い置きしても飽きずに食べられそうですが、 いつも6枚切りを買っている私なので、贅沢に切った厚切りトーストを食べてみたいです。 さて、気付けば残り少なくなってきました。 実は私も撮影が終わったら買う気満々でいたので少し焦ってしまい、申し訳ないのですが取り置きしていただきました。一安心です。 薬局の方も集まりいよいよラストスパート! 「いい画像が撮れそうだぞ!」と思うと同時に、お取り置きしておいた喜びを噛みしめ、安堵する瞬間でもありました。 コンビニやスーパーと違い、好きな時に買えず、欲しいものが残っているとは限らないところが逆に移動販売

窓からの景色

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  しょうじゅレジデンスはアール形状の構造になっており、さらに周辺に高い建物がないためどの居室からもとても見晴らしが良いです。 マンションの1階に住んでおり、窓からは植え込みしか見えない私にとっては、安否確認などで訪室するたびに景色を拝見させていただいております。 済渡るような真っ青の晴天はもちろん、曇りや雨の日もそれはそれでとても風情があります。 今回はそんな窓からの景色をご紹介したいと思います。 団地群の中でひと際目立っているレジデンス。 直線で建てるよりも工費が掛かるとのことですが、その甲斐あってか圧倒的存在感があり、足場が外れ全貌が明らかになったときは職員さん達から「おぉーーーっ!」と歓声が上がったのを今でも覚えています。 西北西の居室から見える景色。 小学校とそこに沿っている桜並木の遊歩道です。子供たちが野球や運動会の練習をしている姿はもちろんのこと、コロナ前は毎年夏にこちらの校庭で団地際を行っており、居室からは盆踊りのやぐらや打ち上げ花火が見えます。 季節を感じられ住環境の良さが伝わってくる一枚です。 こちらは国道357号線側、東北東の居室から見える景色です。 目の前には保育所があり、窓辺に長椅子を置いて園庭で元気よく遊ぶ子供たちの姿を笑顔で眺めている住民の方もいらっしゃいます。 スーパーマルエツやバスのロータリーもあり、活気や利便性が伝わってきます。 そして、西南西の居室からはなんと富士山が! 天候にもよりますが、これからが一番眺めの良い時期になります。 きれいな円錐形に、まさしく絵に書いたような白と青のコントラストが見事です。 驚くほど大きくそしてあまりに近くに見えるので、自転車で行けてしまうような気分になるほどです。 最後は夕焼けと富士山。 裾野の広がりも均整がとれていて、シルエットでこれほど映える山は世界の中でも少ないのではないでしょうか。 少し調べてみたところ、崩壊や噴火を繰り返しながら山頂に火口の位置が安定したことや、マグマの粘り気が小さいため凸凹が少なくすんだことなど、長い月日を経て色々な奇跡が重り現在の美しい山が出来上がったそうです。 富士山を見るとテンションが上がる理由はそのような壮大な歴史のなかで、私たちのDNAに擦り込まれているのかもしません。