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腎臓のこと

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しょうじゅレジデンス内には透析の受けれるクリニックがあります。  「人工透析」聞いたことはありますが、以前は私も「腎臓が悪くなった方が血液をキレイにする治療」と、その程度しか知識がありませんでした。 そもそも腎臓はどんな役割をしているのか。腎臓の調子が悪くなったら、どんな症状がでるのか… 自分や大切な方々のためにも無駄にならない知識だと思い、少し勉強してみました! 腎臓の役割 ・尿をつくる→必要・不要をろ過して分別し、不要なものは尿として体外に排出。                          腎臓が上手く働いていないと                    ↓          ・尿が泡立つ           ・尿が赤い (目で見てわかるように赤っぽい・コーラのように茶褐色          ・尿が臭う  (ツンとした臭い・甘い匂い)          ・尿が匂う ・身体の水分量の調節をする              腎臓が上手く働いていないと                    ↓             水分が溜まりむくみがでる ・血圧を調節する              腎臓が上手く働いていないと                    ↓             高血圧になる。             高血圧になるとさらに腎臓に負担がかかる。 ・ホルモンをつくる ①赤血球を増やすために「エリスロポエチン」というホルモンをつくる              腎臓が上手く働いていないと                    ↓                 貧血になる  ②カルシウムの吸収を助ける「活性型ビタミンD」というホルモンをつくる              腎臓が上手く働いていないと                   ↓             骨がもろくなり骨折しやすくなる 全く無意識のうちにこんなに大切な役割を果たしてくれくれていると思うと、食生活や生活のリズムを正すなど、健康を意識することの重要性を痛感します! それではどんな状態になったら人工透析を受けるのか。 食事療法や服薬では体調管理が困難になり、もっと端的にいえば自分の腎臓では生命を保てなくなったとき。 血液や尿検査などで様々な情報をもとに総合的判断はしますが ・強いむくみ ・夜

Xmasディスプレイ

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 季節を感じていただくためにレジデンスではディスプレイに力を入れており、ブログでも何度かご紹介させていただいていますが、今回は一番華やかで 一番飾り付けが大変なXmasディスプレイです。 今回はレジデンスに来館された際の動線に沿ってご紹介していきたいと思います。 まず、自動ドアの風除室には絵画用のイーゼルに大きなリースを飾り、皆様をお出迎え致しております。 シックなリボンと紫がかったポインセチアが豪華で大人っぽい雰囲気を醸し出し、ホテルライクな造りのレジデンスの入口に相応しいデザインです! 大きさだけでなく重量もあるのでイーゼルを活用したのは大成功でした。 自動ドア入ってすぐ右にある手洗いにはシクラメンとクリスマスツリーのオーナメントを飾りました。 今やルーティンになった手洗い消毒ですが、目線の高さににあることで少しでも癒しになれば幸いです。 手を洗い終わり受付に向かう途中にはレジデンスオリジナルキャラクターの「デン助&レジ子」がクリスマスコスチュームをまとい笑顔で鎮座していますが、実は関所の役割を果てしてくれています。 「手を洗いましたか?」 「マスクは着用していますか?」 その他、面会にも色々お約束はありますが、デン助&レジ子が和らげてくれていると思います。 ゴールドの「インフォメーション」の文字に紅白のポインセチアのガーランドが映えています。 実は、自動ドアを一歩入ると一番目につくのは受付上部であり、レジデンスにとってディスプレイの要といっても過言ではない場所なのです。 脚立を使いピアノ線を駆使し、何度もバランスを確認しながら飾り付けていきます。 現在受付では必ず検温を行っており、皆様が必ず立ち寄る場所なので手ごろなサイズのお人形などをディスプレイ。 写真の取り方に問題ありなのか、黒い帽子のスノーマン君が猟奇的に見えていますが、実物はコロンとしていてとてもキュートです! 事務所入り口です。地味な場所で気づきにくかったのですが、よくよく見るととても可愛いサンタのお洋服を着た小さなお人形たちがお出迎えしてくれています。 いよいよ自慢のツリーです! 高さは3mあります。なので一番大きな脚立を使って組み立てていきますが、重量もあるので倉庫から出してくるだけで一苦労です。 バランスを考え隙間のないように枝を一つ一つ広げていくのですが、ニットを着て作業をしたら小枝を引っ掛

宝物

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  唐突ですが、皆様にとって「宝物」はなんですか? 私はまず最初に浮かんだのはありきたりかもしれませんが家族、友達そしてペットの猫たちです。 その他にはと考えてみましたが思いつきません… では人生の先輩方である住民の皆様が大切になさっているものはなんだろうと気になりました。 そこで今回は「宝物」をテーマにしてみました。 まず住民の方に趣旨をお伝えすると、殆どの皆様が「宝物かぁ…」と悩まれていました。 そこで「思い出の品」「大切になさっているもの」とお話しをすると、それならばと色々見せていただくことができました。 「宝物」と言ってしまうと高価なものというイメージがあるのかもしれません。 こちらの方は以前レジデンスの手作り教室で作ったハーバリウムです。 まだ転居されて間もなくで、お友達ができるかとご不安そうにされていた時期に手作り教室に参加され、そこでお茶飲み友達できました。 そんな思い出の詰まった大切な品。                      そして「自分で作ったから世界に一個だけよね」と笑顔でおっしゃっていました。 こちらの方は旅先で買い集めたお人形です。 この何倍もあったそうですが、厳選されたものだけレジデンスに持って来られたとのこと。 キャラクターの中ではキティちゃんが一番お好きだということで、猫ちゃんのお人形が多いのですが、特に釣りをしている猫ちゃんと、それを羨ましそうに見ている猫ちゃんのペアがお気に入りだそうです。 それぞれに旅行の思い出も詰まっているのでしょう。お土産屋さんで笑顔でお人形を吟味されているお姿が目に浮かびました。 以前のブログでもご紹介しましたが、こちらの方の宝物は「絵」…ではなく、絵を描かれている時間です。 拡大鏡で資料を確認しながら細かい部分や陰影も表現されています。 百人一首のように鮮やかな紫式部です。 本来なら難しそうなお着物の色の組み合わせが絶妙に合っています。 指先や髪の毛など、やはり細かい描写が素晴らしい作品ですね。    こちらはレジデンス脇の遊歩道を写真をもとに描かれたものです。 色鉛筆だけで微妙な色合いや濃淡を表現されていますが、どの絵も優しいお人柄がでているように暖かさを感じました。 お休みの日はスマホ依存でゴロゴロすごしている私は、このようなお時間をお過ごしになっているお姿にいつも刺激をいただいています。 こちら