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花のあふれるまちづくり

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 千葉市では緑や花に囲まれ様々なものが融合する多種多様な魅力ある都市を目指し、花壇活用を行っている団体に花苗を無料で配布しています。 以前のブログでもご紹介しましたが、レジデンスも緑化には力を入れているので、80株ほどいただけることになりました! こちらはお花を植える前のいわば更地状態。 バス通りに面している目立つ場所でもあり、子供たちの通園・通学路でもあるので、有効活用し皆様に楽しんでいただきたいです。 そしてレジデンス内にある調剤薬局の入口脇なので、皆様を気持ちよくお迎えする場所でもあります。 無料配布の条件の中に「花壇が千葉市内で、多くの人の目にふれる場所」という項目があったので、バッチリ満たしています。 さて、お花をいただいてきました! いつも草花の手入れをしてくださっている介護補助の職員さんが植えてくださいます。 どんなデザインになるのでしょうか… いかがですが? ハート方に配置しましたが、キュートでかなり目立つのではないでしょうか。 実は奥に見えている薬局ですが「ハート調剤薬局」といいます。 だからハート型にしたというわけでもないのですが、レジデンスと薬局の宣伝効果は抜群ですね! バス通りの方向です。 レジデンスから徒歩数分圏内には保育所や幼稚園、小中学校があるので子供たちも気づいてくれるでしょう! 千葉市はこの活動で、緑や花に囲まれ様々なものが融合し、多種多様な魅力と愛着をもってもらえる街づくりを目指しているそうです。 高齢者向けの建物に花を植え、子供たちにも喜んでもらえたら、この活動に参加した意義があるのではないでしょうか。 ・パンジー スミレ科。寒さに強く春に咲く一年草。上手に育てれば半年開花する花。 また、最近では「食べられる花」としても人気で、香りと味は繊細で際立った主張もないため、食べやすい花として重宝されているそうです。 繊維質が豊富、βカロチンはなんとトマトの4倍! 花言葉:パンジー黄色 「つつましい幸せ」「田園の喜び」         パンジー紫   「思慮深い」 ここでTwitterの「エディブルフラワー農家@開拓中」様の素敵な画像から いくつかお花を使ったお料理をご紹介したいと思います。 これぞインスタ映え! さらに栄養価も高いとくれば、これからどんどん浸透していくかもしれません。 ・ノースポール 白い花はノースポール キク科 半耐

停電

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  毎年行っている電気設備の年次点検がやってきました。 約2~3時間にわたりレジデンス全館が停電。照明器具はもちろん、エレベーター・トイレ・ナースコールなど、住民の方にとっては必要不可欠なもの全てが使用できなくなります。職場では古株の私ですが停電は初参戦なので数日前からドキドキ冷や冷や…この状況を記録に残したいと思い、ブログの題材にしました。 全館完全停電ということでタイムテーブルを作成し、数日にわたり念入りな打合せが行われました。在宅酸素をお使いの方、停電という状況のご理解が難しかったり不穏になられる可能性がある方の対応など、やはり住民の皆様のお話が中心になりました。 ポスターも作成し、エントランスやエレベーター内にも掲示。請求書にもお知らせを同封しました。 自家発電のテストも行うため電気が点いたり消えたりするとのことで「復旧した!」と勘違いされてしまう方もいるのではないかなど、他部署とも連携をとり利用者様の動向に迅速な対応ができるように各階に人員を配置。 13:10  まずは手動で各自動ドアの電源を落としました。ガラスに激突していまうといけないので、目線の高さにお知らせを掲示。 来館者がいらしても1階受付には必ず職員が待機しているのでご案内できる体制が整っています。 13:15   丁寧に文面を考えてリハーサルまで行った館内放送の本番です。 耳の遠い方は火災などと勘違いをしてしまうこともあるため、緊張感を与えないようにソフトな口調でゆっくりと聞き取りやすくを意識しました。 これだけの建物ですが館内放送は滅多に使わないので、私にはとても新鮮なものに感じ、いよいよ電気が止まるのだと身が引き締まりました。 13:20   エレベーターを停止。レジデンスには厨房用を含め4基のエレベーターがありますが、スイッチ一つで簡単に止められるシステムではないようで、 停電開始の10分前くらいから停止の準備に取り掛かります。 まずは×印が表示されました。 13:30   停電開始。予備電源により非常口誘導灯横のフラッシュが作動。 エレベーターの×印も消え、どこからともなく「ブーン」と低いエンジン音のような音が聞こえました。 私は3階のエレベーター前のフロアで待機していましたが、照明が消えたとはいえ窓から日差しが差し込み目に見えて大きな変化は感じられなかったです。 非常灯だけが点いてい

With コロナ

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   これから桜の見ごろを迎えるという頃からもう何ケ月過ぎたでしょうか。 いまだに面会制限やマスク着用など自粛期間が続いています。オリンピックの延期。有名人も急逝され、毎日感染者数がニュース速報で流れています。レジデンスはもちろん、隣の特養を含めた「しょうじゅタウン」として殆どのイベントが中止となりました。 このような状況下で住民の皆様はどのようにお過ごしになっているのか、職員さん達はどんな対応をとっているのか、少しだけご紹介したいと思います。 ・自作のペーパーホルダー 基本中の基本である、手洗い消毒。メインエントランス入ってすぐ脇に手洗いがありますが、備え付けのジェットタオルの使用を中止したため、ペーパーホルダーを自作しました。足踏みゴミ箱との併用で手指の清潔を保てます。 ・ゲート あえてメインエントランス真正面にこのようなコーナーを設置したことで「ゲート」のような効果があり、無意識のうちに受付やエレベーターホールに進んでしまうということが防げています。 注意喚起の張り紙では目を止めていただけることも少なく、大胆な配置にチャレンジしましたが大成功でした。 ・手作りマスク 想像もしなかったマスクの高騰、そして入手困難。サージカルカスクを煮沸消毒して使用する事態になりました。 手先の器用な職員さんが自前の材料でマスクを作って困っている方々に配布を開始。 それを知った裁縫上手な住民の方も材料持ち出しで何枚も作ってくださり、そのモダンで素敵なデザインに大好評となりました。 何より本当に困っているときに、自分の時間や材料を費やしてまで助けていただいた優しさが身に沁みました。 ・イベント再開 こんなに長期間自粛生活が続くと思っていなかった方が殆どだと思いますが、職員さんから住民の皆様の体力・気力の低下を心配する声が多くあがり、私たち職員最大の課題になりました。 協議を重ねた結果、構成や内容を大幅に変更し各種イベントを再開。 特に大人気の体操は参加人数をおさえるため二部に分け、マスク着用でも息苦しさを感じないようにとインストラクターさんも試行錯誤してくださいました。 ・フロアの広さを有効に あまりの広さに時にはガランとして見えていた各階の贅沢なフロアは、リハビリや自主練に最適の場所となりました。 まるで「こんなこともあろうかと」と想定していたかのようです。 密になることがないの