腎臓のこと



しょうじゅレジデンス内には透析の受けれるクリニックがあります。 

「人工透析」聞いたことはありますが、以前は私も「腎臓が悪くなった方が血液をキレイにする治療」と、その程度しか知識がありませんでした。 そもそも腎臓はどんな役割をしているのか。腎臓の調子が悪くなったら、どんな症状がでるのか…

自分や大切な方々のためにも無駄にならない知識だと思い、少し勉強してみました!







腎臓の役割

・尿をつくる→必要・不要をろ過して分別し、不要なものは尿として体外に排出。

           
            腎臓が上手く働いていないと
                  
         ・尿が泡立つ 
         ・尿が赤い (目で見てわかるように赤っぽい・コーラのように茶褐色
         ・尿が臭う  (ツンとした臭い・甘い匂い)
         ・尿が匂う



・身体の水分量の調節をする


            腎臓が上手く働いていないと
                  
            水分が溜まりむくみがでる


・血圧を調節する

            腎臓が上手く働いていないと
                  
            高血圧になる。
            高血圧になるとさらに腎臓に負担がかかる。



・ホルモンをつくる

①赤血球を増やすために「エリスロポエチン」というホルモンをつくる


            腎臓が上手く働いていないと
                  
                貧血になる 


②カルシウムの吸収を助ける「活性型ビタミンD」というホルモンをつくる


            腎臓が上手く働いていないと
                  ↓
            骨がもろくなり骨折しやすくなる


全く無意識のうちにこんなに大切な役割を果たしてくれくれていると思うと、食生活や生活のリズムを正すなど、健康を意識することの重要性を痛感します!







それではどんな状態になったら人工透析を受けるのか。
食事療法や服薬では体調管理が困難になり、もっと端的にいえば自分の腎臓では生命を保てなくなったとき。

血液や尿検査などで様々な情報をもとに総合的判断はしますが
・強いむくみ
・夜間の尿が増える
・立ち眩み、貧血
・カリウムなどの濃度が異常を示す

このような症状が現れたら慢性腎臓病の重篤な状態で慢性腎不全の可能性があり透析導入を検討します。



お肌のシミやシワはとても気になるのに、内臓は目に見えないからかちゃんと意識をしたことがありませんでした。
しかし透析クリニックのあるレジデンスで働き、身近に医療がある環境のなかで病気や健康への意識が高まり、少しづつですが勉強もするようになりました。
それに伴って食生活の見直し、万歩計の付いているスマートウォッチの利用など「いまからできること」を無理のない程度に持続していこうと思っています。

しかし、こんな世の中です。どんなに気を付けても突然病に倒れることもあるでしょう。
ありきたりですが日々悔いのないように、誰かと喧嘩したまま終わりにならないように、
感謝の気持ちなどは後回しにせずキチンと伝えて…など、自分のあり方についても考えるようになりました。

腎臓から学んだことはとても大きいです。

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