頼りにしています!小規模多機能~その1~

 

今回は以前にもご紹介した、レジデンスの2階にある小規模多機能、略して「小多機」。
お手伝いしていた時期もあるので、久しぶりにお邪魔すると懐かしさと安心感でいっぱいでした。
「ブログの撮影なんですけど…」とお伝えすると、利用者様も職員さんも笑顔で快く引き受けていただきました。
 
そもそも小規模多機能とは専属のケアマネージャーのもと『通い』『宿泊』『訪問』を24時間、365日一体的に受けることができる地域に密着したサービスです。定員が少ないためアットホームで、馴染みのスタッフさんからサポートを受けられるのが大きな特徴です。















この日はお風呂の日。
清潔で緑あふれる眺めの良い浴室は機械浴なので介護度が高い方でも安心して入浴ができます。
もちろんこちらで準備した物もあるのですが、画像向かって左の壁には皆様こだわりのシャンプーやボディーソープがマツキヨの商品棚のように並んでいてとてもカラフルです。




















































入浴前にはバイタルチェック。
数値だけでなく、馴染みの関係だからこそ表情やご様子などでも変化がないか笑顔でお声がけをしながら確認します。
そしてパルスオキシメーターは指先が冷たいと測定できないこともあり、スタッフさんはさすって温めます。「バイタルチェック」と聞くと事務的なイメージがありますが、小多機では大切なスキンシップでもあるようにみえました。














入浴後はドライヤーでセット。
まるで自宅の一階で開業している「きよみ美容室」のベテラン美容師さんのようです。
単に乾かすだけでなく、利用者様お好みの分け目やサイドの流し方も熟知されています。















入浴が終わったら水分補給をし一休みしてから、スタッフさんがお洗濯物を持って居室まで同行します。
お風呂上りは血圧の変動も起きやすいので、誰かが一緒にいてくれるのは安心です。

















早速、お洗濯。
こちらは洗濯機の置けるタイプの居室ですが、各階にコインランドリーがあるので、そちらを利用することもあります。終了予定時間には再び訪問し乾燥機に掛けたり、干していってくれます。
このようなフットワークの良さは小多機の大きな強みだと思います。


















そして記録。
ケアの合間にはPCで記録を入力します。
記録は職員さん同士の情報共有・統一したケアを行う・今後のケアの見直し、そして万が一の場合には法的な証拠になる重要な仕事です。
バイタルチェックをはじめ、食事や水分の摂取量・排泄の確認・服薬状況、そして会話や表情、動作などから気付いた点などその内容は多岐にわたり、毎日休むことなく起床から就寝までの記録をつけています。
このように小多機は多方面から利用者様の生活をサポートしてくれている心強いサービスです。
 
次回はお食事の様子や訪問の様子をご紹介したいと思います。


このブログの人気の投稿

7月認知症カフェイベント

レジデンス受付前の模様替えをしました😀😀

レジデンスの花壇🌹🌻🌷🌼