アイデア満載防災訓練~その2~

 

前回に続き防災訓練の様子です。
仕切りは防災設備屋さんから施設長にバトンタッチ。
ここでは災害に備えしょうじゅタウンが準備している様々な装置などの取扱いについてレクチャーを受けます。

 






新調した拡声器を持つ姿はライヴ時の椎名林檎を彷彿とさせます。
今回、普段はなかなかお目にかからない防災対策グッズが登場しますが、流れるように説明をされる様子に、きっと一つ一つの特徴や使い方を勉強されたのでしょう。











まずはEV車からの給電です。

普段はデイサービスの送迎などで大活躍をしていますが、いざというときは家庭用コンセントが装備されているので、最大1000w15時間使用可能。
地球温暖化などの環境問題への取り組みとして、今後世界的に電気自動車へシフトしていくのでしょうが、車両価格や充電設備の設置、航続距離の問題等、私にはまだまだ手の届かない未来の乗り物です。











一見、布団乾燥機に見えるこちらはガソリンを使用する発電機。
簡単に持ち運べて1600w4.2時間~10.5時間使用できるそうです。
音も随分と小さく、形もスタイリッシュです。
夜間屋外での灯かりの確保などにとても重宝しそうです。













そしててっきりスピーカーかと思っていたのはソーラーパネルの蓄電器。
スマホなら50~60回充電できます。燃料を必要としないため室内でも使用でき、また太陽を取り込めば何度でも充電できます。
薄曇りで涼しいくらいが好きな私ですが、こればかりはお日様にガンガンと照っていただきたい!











こちらのエンジンのようなものは、ガソリンで動くその名も「エンジン式排水・給水ポンプ」。
地下ピットに保管している飲料用の水を汲み上げくれます。
311の際は千葉市内でも水が出なくなった地域が多くあったと聞いています。
使わないに越したことはありませんが、このような準備があれば、しばらくの間は困ることはありません。































最後は手作りの簡易トイレです。
私はまだ避難をするような大きな災害に遭っていませんが、ニュースなどを観たり想像の中で、飲み水とトイレは一番の問題だと感じていました。
もちろんこちらは職員さんが使うことを想定して作ってみたようです。
段ボールですが、かなり強化しているので、しっかりと支えてくれます。中にビニール袋を入れて、職員用トイレに設置するとのこと。
とはいっても実際使うことになればかなりの抵抗はあると思いますが、きっとそんなことを言いていられる状況ではないのでしょう。
意外と順応性があるので、数回使用したら慣れてくるかもしれません。













レジデンスが誇るイケメンが大事な大役を任されました。
多くのギャラリーの前では大抵おちゃらけてしまうものですが、彼はニヤニヤするわけでもなく「無」の境地で役に入り込んでいるかのように映り、まるで出陣前の戦国武将のような勇士をしかとこの目で受け止めました。


今回、自分の職場にはいざというときのために様々な設備があることが誇らしく、またそれを使いこなすことが私たちの役割だと強く感じました。どんなときであれ「ここに住んでいて良かった」と思っていただけることが私たちの務めだと考えます。

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