調理のお仕事


暑い日が続いていて夏に弱い私は夏バテ気味です…食欲も落ちてきていますが、食べないともたない!と自分に言い聞かせています。
食事は生きていく糧であり、生活に彩どりをあたえてくれる楽しみでもあります。
今回はそんな大切なお食事に関わってくださっている栄養課のご紹介をしたいと思います。









































・調理室

しょうじゅ美浜としょうじゅレジデンスの調理室です。衛生的で器具も充実しており充分な広さがあるので多くの職員さんが同時に作業を行えます。
家庭用とは違い調理器具の大きさにワクワクすると同時に、かなり体力も使うお仕事なのだなぁと感じました。













管理栄養士さん
  
皆様のお食事の献立を考える重要な司令塔!
限られた予算の中で栄養面はもちろんのこと、季節感をだす工夫や各イベント食など365日止まることなく提供しなくてはいけない大変なお仕事です。
さらに現場のスタッフさんや看護師、療法士さんたちと連携をとりながら、その方に合わせた食事形態を検討します。














・切り込み

単純そうに見えますが大量の食材を食感や食べやすさも考慮し、更に他の作業とのスピードも考えなくて切っていきます。
献立によっては気の遠くなるような量の切り込みが必要となります。
指を切ったりしないのか心配なほどの速さで手際よく作業されていました。













・洗い

調理道具など、多くの洗い物を次々と洗っていきます。怠っていると見る見る洗い場がいっぱいになってしまうので、他の作業の合間にタイミング良く
行っているよようです。もちろん業務用の洗浄機も使っていますが、機械に入れる前に手洗いをしているので、一日の洗い物の量は相当ですね!


















































・盛り付け

出来上がったお惣菜を盛り付けていきますが、入居者様の他に社食を希望した職員さんの分もあるので、こちらも大変な作業です。
これだけの量になると運ぶ際の重量もあり、私ならバランスを崩し落としてしまいそうで怖い…
















































・スケルトン 


なんと調理室は見える造りになっています!なので常に清潔を心掛けなくてはいけません。
仕事がら色々な施設見学をさせていただきますが、これは初めてです!
つい立ち止まって見たくなってしまい、小学生の頃に行った社会科見学のようでワクワクします。
















・配食

レジデンスではお食事を各居室までお届けするために保冷と保温が同時にできる配膳車を使用していますが、慣れるまでは取り回しが大変で真っすぐ進んでくれません…素人の私は押すより、引っ張るほうが安定しやすかったです。













・手渡し

出来上がったお食事は住民の方のお顔を見て手渡しでお配りしています。
手間は掛かりますが、そうすることで安否確認も兼ねているからです。現に何度かお配り際に転倒や体調不良など、栄養課のスタッフさんが異変に気付き、知らせて下さる事案がありました。
まさにこの時期、居室内の窓を閉めエアコンがついておらず、お部屋がムンムンしていた!とお知らせしていただいたケースもあり、すぐさま介護スタッフが駆けつけて室内の温度調節と水分摂取のお声がけをすることができました。
このように他部署と連携がとれていることは本当に理想的で、私たちの強みだと自負しております。













・ゴミ消滅処理機

そして、こちらはもう一人の重要なスタッフ。必殺仕事人の「ゴミ消滅処理機」
バクテリアの働きで食べ残しや調理で出た生ゴミを水と炭酸ガスに分解し、分解された水は下水または浄化槽に排水します。
環境問題に配慮し安全で衛生的です!













・最後に

想像以上に夏は暑く、冬は寒い調理室。
腰痛や手荒れのケアも必要だそうで、栄養課のお仕事はイメージしていたものとは違いかなりの重労働でした。
早朝から、特に冬場はまだ薄暗いうちから数百食のお食事の支度してくださっています。
私は20代の頃母を亡くしているので、誰かの作ったご飯をいただけるのは外食以外ありませんでした。
今回の取材で、誰かに作ってもらえる有り難さを再確認しました。


いつもありがとうございます!

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