手作り教室総集編
コロナウイルスの影響で予定していたイベントの中止を余儀なくされ、毎月ご好評をいただいているワークショップも開催時期が未定となりました…
そこで今回は総集編ということで、過去の作品を振り返っていきたいと思います。
まずは、パステル画です。
「パステル」というチョークに似た画材の粉を削り、指や綿棒で描いていきます。
同じ手法で描いても個性あふれる様々な作品が出来上がるように、自己表現のできる芸術療法といわれていて優しい風合いにはリラックスし集中力を高める効果があるそうです。
桜のオーナメント
和柄の布に綿を入れたものやフェルトや紙粘土で作ったものなど、いろいろな素材を組み合わせた立体感のある作品です。
居室の表札に飾られている方もいらっしゃり、とても華やかで遠くからでも目をひきます。
もはや伝説の張り子の照明です。
私はこの画像を見たとき、あまりの綺麗さに感動しました!
膨らませた風船に和紙を貼り、乾くまで吊るして干します。見た目より単純な工程ですが、和紙が固まりいよいよ中身の風船を割る際にくっついてしまい剥がせなくなり破けたり、干している間にしぼんで変形してしまったり…
そのような意味では運も必要とされる難易度の高いものになりました。
困難を生き残ってきた光だからこそ美しいのかもしれません!
フェルトのお薬手帳カバー
今回はハワイがテーマ♪カメやモンステラ、お花のアップリケは前もって職員さんがカットして準備してくれていました。
こんなに可愛いお薬手帳カバーだと病院や薬局で使うだけじゃもったいないですね。
特にお勧めのポイントは「洗えるフェルト」を使っているので汚れの心配なくご利用いただけることです!
ハーバリウム
特殊なオイルの中にドライフラワーを中心にディスプレーをするのですが、お花が浮いてこないように貝殻やシーグラスの隙間に長いピンセットで差し込んでいきます。その際、色合いやバランスはもちろん360℃どこから見ても美しく見えるように配置するのがなかなか難しい…
割りばしタペストリー
割っていない割り箸を組み合わせ和紙やお花でディスプレーするのですが、キチンと乾かないと割り箸がずれてしまい皆様そこの調整に苦戦されていました。
和洋どちらのお部屋にも合い、透け感のある和紙を使っているので、窓辺に飾るとステンドグラスのような効果もありとても素敵です!
シーサー&シーサーフォトフレーム
しょうじゅタウンが行っている毎年恒例「しょうじゅ祭」のテーマが「沖縄」だった年がありました。
そこでシーサーコンテストが行われるということで、住民の皆様とシーサーとシーサーフォトフレームを作成しました。
紙粘土でベースを作り乾いたら色を塗りますが、表情や歯も書いたりとかなり細かい作業です。
スノードームです。
洗濯のりと精製水を混ぜたものをいれますが、私が一番お勧めしたいポイントはその際の対比によってスノードーム最大の見せ場、ラメが降ってくるスピードが変わります。好みの問題ですが、私は少なめのラメがゆっくりチラチラと落ちてくる様子を眺めるのがとても癒されます。
グルーガンで作るXmasツリー
発泡スチロール製の円錐の土台にドライフラワーなどの飾りをグルーガンで貼りつけていきますが、皆様グルーガンを使うのは初めだそうで
恐る恐る作業されていたものの、30分も経つと慣れた手つきでデコレーションされていました。ホコリがたまらないように透明のビニールできれいにラッピングして仕上げました。
光るツリー
こちらもグルーガンを使った作品です。
円錐にしたクッキングペーパーにグルーガンで模様を描いていき、乾いたら剥がしマニキュアなどでグラデーションに色付けしたり、ボールチェーンやビーズなどで飾り付けをします。それを百均の照明の上にのせると、このキラキラした輝きが生まれます!
電球色より断然蛍光色がお勧めです。
参加者の方からは、あまりの可愛さに遊びにきたお孫さんにねだられちゃったわ!といった嬉しいお話しもいただきました。
職員さんも試行錯誤しキメ細かい下準備や見本用の試作品まで用意してくださり、私物の材料を持ち出していることも多々あります。
手作り教室は何かを作って終わりではなく、完成品を見るたびに1つのエピソードとしてご家族様やヘルパーさんなどとの楽しいお話しの材料になってくださればと思っています!