落語

 
 
 
 




































少し前のお話しになりますが

落語の独演会を開きました。
なかなか目の前で噺家さんにお目にかかることは少ないので、近隣の方々も含め
多くのご参加が見込まれ、座席を大目に準備しました。











参加者の方が集まり始めました。職員がデイサービスや各イベントで活かしたトーク力を発揮して場を温め、お待ち頂いている時間も退屈なさらないように工夫します。
イベントの度に何度もこなしているので、もはやセミプロの腕前です!














いよいよお待ちかねの噺家さん登場!
ここで簡単にプロフィールをご紹介します。

快楽亭ブラ坊
1986年1月31 愛媛県松山市生まれ
大学まで松山で過ごし就職で上京。東京見物にきた母と浅草の東洋館に入り
初めて生で落語をみて目覚めた。
その後、古典もしっかりこなす快楽亭ブラックに弟子入り。
「ブラ坊」という名前は出身が松山なので、夏目漱石の「坊ちゃん」からだそうです。













いよいよ始まりました!
演目は、新春や運を題材にした小話を披露。

っと、その前に!




試行錯誤のすえ折り畳みテーブルを並べて作った「高座」に注目していただきたい!
落語の見どころは動作を含め全てが芸。劇場で例えれば舞台に相当する場所です。
これなら後ろの席の方にも動きの一つ一つがよく見えますね。

とはいえ、体格の良いブラ坊さんが動きを交えてお話しするには心もとなくも見えますが
白い背景に白いテーブル、そこに真っ赤な座布団が映えてとても印象的です!
ちなみに座布団の下の赤い生地は緋毛氈(ひもうせん)という茶席や式場の演出にも使用されるフェルトです。 














































噺家さんは扇子と手ぬぐいだけを使い情景を表現します。
扇子は時として箸・キセル・盃や刀にもなります。
そこはやはりプロの技。どんどんと引き込まれ、それらに見えてくから不思議です!

例えば、扇子を箸に見立てて蕎麦を食べる場面なら、ただ扇子を口元に持っていくだけでなく、同時にどんぶりを持った手を下げると蕎麦の長さが表現できるそうです。
噺家さんの修行期間は長いというイメージがありますが、一人で何役も演じる話芸に加え、細かい所作や表現力まで身に着けるとなると納得です。










近隣の方も含め、こんなに多くの皆様にご参加いただきました。
人々を惹きつけるプロの技にあっという間に感じられる貴重で楽しい1時間半でした!

コロナウイルス感染が速やかに収束にむかい、またこのように皆様と同じ時間をすごせる日がくることを心から願っております。

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