レジデンスでの過ごしかた

 

今回はご見学にいらしても見えにくい部分、でも実際のところ一番知りたい部分であろう
住民の方の普段のお暮しについて少しご紹介したいと思います。
一切やらせはありませんが、撮影をするということで緊張されているご様子もあり、いつもの満面の笑みが少し硬いかもしれませんが皆様率先して協力してくださいました!
 








とても可愛らしく居心地の良い居室で編み物をされているY様。
花柄のカーテンや布団カバーにアンティークなテーブル。クマのぬいぐるみに毛糸が入っている籐のかごなど、私がイメージする高齢者の方のお部屋とは随分と違い、外国の映画に出てきそうなガーリーなインテリアです。










私は遠くが見えない分まだ老眼はすすんでいませんが、周りはスマホを見るのも苦戦している中、こんなに細かい作業をスイスイとされています。根気と集中力が無くはじっこの分からなくなったサランラップや「手で切れます」と書いてあるシャンプーの詰め替えが上手く切れない程度のことでムキィィィィーーーッとなってしまう私なので、手芸は憧れていましたが着手する勇気がありませんでした。












立派なマッサージチェアに座りジャパネットのグルメ特集をご覧になっているT様。
大画面には和牛のすき焼きが映し出されまだお昼前だというのに猛烈にお腹が空き、同時に高画質の重要性も見せつけられました。すき焼きよりもしゃぶしゃぶ派なのに、卵液をくぐりツヤツヤした霜降り和牛の香がいまにも漂ってきそうです。
思わず「美味しそうですね!食べたいですね!」とつい口をついてしまい笑顔で相槌をうってくださいましたが、きっといいお肉なんて食べなれている方だと思います。



















テレビは疲れるからと、いつもラジオを聴かれているY様。
最近YouTubeで「ミニマリスト」や「丁寧な暮らし」ばかり観ている私にとって尊敬すべき大先輩です。
外出しないときでさえ、いつもパリッとアイロンが掛かっているお洋服を着てお過ごしになっています。必要なものを必要な数だけ揃えているようで、散らかっていたことはありません。













ホテル並みのベッドメーキング。
色合いにも統一感があり、なによりいつお邪魔してもこの状態をキープされているので、これぞミニマリスト!と驚きです。
ハンガーラックに掛けてあるお洋服もまるでアパレルショップ


















コーヒーと新聞。

毎日Myカップ持参でコーヒーをオーダーされ、スポーツ新聞にゆっくり目を通すのが日課のA様。毎朝このくらいの余裕は欲しいものです。まさに憧れの「丁寧な生活」。
























自由度の高いレジデンスですが、マスク着用や手洗いはもちろんのこと、お買い物の頻度を下げるなどをして外出もされています。もちろんデイサービスに通ったり訪問リハビリを受けることもできるので、自粛生活中でも足腰が弱らないように皆様活発に利用されています。















慣れ親しんだ地域、自宅を離れることにご不安はあるかと思いますが、レジデンスは365日24時間必ずスタッフが常駐しており、さらに災害への備え・防犯システムも充実している中で、自由にその方らしくお暮ししていただける場所だと思っています。
そしていくつになっても自分のことのように心配したり、声を掛け合えるお友達はできるということを住民の皆様から教えていただきました。




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