今、守ってくれているもの


 東京オリンピックに続き北京オリンピックも始まりましたが、いったん消えかけていたように見えたコロナウイルスはその形を変え進化し、毎日感染者数が過去最多となるほどの猛威をふるっています。

周りの人たちの間でも感染や濃厚接触などのワードをチラホラと小耳に挟むようになり、いよいよ身近に迫ってきたなという不安というよりは、もはや「観念」に近い気持ちで過ごしていました。

そのような状況下での3回目のワクチン接種。
世の中ではモデルナの人気がなく、接種をためらっている方も多いとニュースで聞きましたが、私たちにとってこんなに待ち遠しかった日はありません。
もちろん住民の皆様の接種も始まるので1・2回目の経験を踏まえ、速やかに3回目の準備にとりかかりました。














・一覧表


そもそも接種を希望しているのか、どこで打つのか、接種券が届いているか…など一覧表に書き込み誰が見てもわかるようにしておきます。
もし自分が感染し暫く仕事に来れなくなっても、他の職員さんたちが困ることのないようにという考えは常にありました。

そしてこの一覧表は、面倒な予約もなくレジデンス内で接種を受けることのことのできる言わば原点の作業です。




















・接種券


続々と届いた接種券は1つ1つ内容を確認しますが、ご自身での記入が困難な方はお話を伺いながらこちらで全て代筆し、居室順にして大切に保管します。
紛失してしまう住民の方も多いからです。
大変と言ってしまえばそれまでですが、これで速やかに3回目の接種が終わると思うと苦ではなかったです。
それはコロナという得体のしれないものの前で無力でしかない自分が、僅かながらでも何かの役に立っているという自己満足かもしれません。


















・PCR検査

そして定期的に行っているPCR検査。
もともとの出不精に加え仕事以外は殆ど外出をしていないにも関わらず、PCRの検査結果を見る瞬間は毎回ドキドキし、陰性の結果に心から安堵します。
しかし同時に「でも明日は陽性かもしれない」とも考えてしまいます。
そのくらいの心構えで丁度いいのかもしれません。

なにより定期的にPCR検査を受けれることは大変有難く、自分の行動抑制にも繋がっています。


















・抗原検査

レジデンスにはクリニックもが併設しており、夜間も看護師さんが当直をしているので、住民の方はもちろん、職員さんも体調変化が起ったときは深夜早朝関係なく抗原検査を受けることができます。
発症間もなくなら効果のある経口薬もでているので、このような速やかな行動が重要になってくると思います。




今回のタイトルである「今、守ってくれているもの」。

検査やワクチンなどの直接身体に関わる物理的なものやシステムが整っている環境。
そして、精神面では一緒に戦っている職場の仲間、そして私の仕事を理解し行動にも気を使ってくれている家族です。

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