最新福祉用具


住民の方が次世代型電動車いすのレンタルを検討され、お試し期間で『whill』がレジデンスにやってきました!

実物はネットで見るより、そして想像していたよりも遥かにスタイリッシュで、醸し出す未來感に進化を見せつけられ写メを撮る手が止まらず、撮り鉄の方の気持ちが少しわかったような気がしました。

これを機会に最新の福祉用具について調べてみましたので、今回ご紹介したいと思います。

 

























・whill

まず、第一印象。月面自動車を彷彿とさせ「乗ってみたい!」と思わせるワクワクするデザイン。もし男性として例えるならば、タフで男前なのにアームレストの色は変更自由でカラーバリエーションも豊富という、女心をくすぐるモテること間違いなしのハイスペック。











・オムニホイール(全方位タイヤ)

通常の電動車いすの乗り越えられる段差は2~3㎝ですが、whillは『オムニホイール』を装備していることで5㎝の段差もスムーズに移動がでるようになりました。
本来オムニホイールは電動台車やロボットの駆動輪として使われており、人が乗る製品にするには振動を抑える必要があったそうです。
開発に5年を費やし、大小24個の車輪を組み合わせることで振動を少なくすることに成功し、このインパクトのあるタイヤが生まれました。


































さらに折り畳み式の収納も装備されていて、お買い物にも便利。
これは性別問わず幅広い年齢の方に愛されることでしょう。









レジデンスのロビーには福祉用具の展示スペースがあり、皆様お気軽にお試しいただいています。
機能よりも色やデザインで興味をもたれる方が多くみられ、それに合わせてか最近は華やかなものも増えました。









まずはお洒落な杖
折り畳みもでき、素敵なポーチも付いているので持ち運びが便利。

なんといってもデザインや色使いが私が今まで見たりイメージしてきた介護グッズとは一線を画していて、まるでメイク道具のようです。







美しい北欧デザインの歩行器

航空機用のアルミニウムを採用して超軽量なのに頑丈なフレーム。
なにより「介護の世界にも良質なデザインを」というコンセプトを元に作られ、ヨーロッパで数々の賞を受賞。

歩行器は読んで字のごとく歩行のサポートは大前提ですが、お出かけしたくなる気持ちにさせることが重要だと思っています!





・食事用エプロン

食事の際にエプロンを着けていただくことに抵抗がありました。
抵抗というか、まるで子ども扱いをしているようで申訳ない気持ちといったほうが近いでしょうか。
しかし、お洋服が汚れて着替えをするとなると職員の手と時間をとられてしまうのも事実。
生地によってはシミが残ってしまうこともあります。

エプロン使用の是非はともかくとして、このようにまるでおめかしをしているようなデザインであれば、双方にとって少しでも楽しい時間になれるような気がしました。




































・介護シューズ

最後に肝心かなめの介護シューズ。
年々、柄や色が豊富になっってきたなという実感はありましたが、いざ調べると素敵なデザインがたくさんありビックリしました。
外出しなくても、車椅子に乗っていても「かわいいお靴ですね!」と言われたら悪い気にはならいのでしょうか。
それがきっかけで居室から出る時間が多くなるかもしれません。


このように福祉用具のデザインや機能が進化していることがとても嬉しく、気づけば自分が使う想定で調べていることに年齢を感じました。
とはいえこの機会に素敵な福祉用具の存在をしることができて、自分が老いていくことに少し楽しみができました。


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