防災訓練2019




しょうじゅレジデンスでは毎年数回防災訓練を行っておりますが、消防車はもちろん起震車や煙体験ハウスなども設営され、地域の方にも大勢お集まりいただく恒例の「防災イベント」を開催いたしました!
このようなイベントを通し、いざという時でも落ち着いて行動できるように備えたいですね。

まずは、消防車です。
誰もが目にしたことはありますが、間近でみると迫力があり、そしてピカピカに磨いてあります。
「消防車」といっても何種類かあるようで、こちらは「水槽付き消防ポンプ自動車」といい、1500~5000ℓの水を積載しているので、水利の不便な地域などでもスピーディーに消火活動のサポートができるそうです。

男の子たちが「かっこいい!」と憧れるのがよくわかりました。










今年はなかなか写真を撮るチャンスが少なかったので、去年の打ち合わせのシーンです。
防災設備の会社の方も同席され、真剣そのものです。

私たちは大切な命をお預かりしている仕事なんだと再認識いたします。


























こちらは「起震車」です。

ずっと「地震車」だと思っていた私には聞きなれない言葉ですが、パソコンでも起震車と一発変換で出たのにくらべ、地震車は「地震者」とでるので
納得させられました。
前からみた様子ではごく普通のトラックに階段がついているだけのようにも見えます。






































はい!真横から見たらこれぞ「起震車」!

順番待ちをされている男性陣が激しい揺れを目の当たりにして固まってしまい、隣のご婦人から励まされているような場面に見えますね。




























消防の方の説明によると、揺れ方や震度は「30年以内の近い将来に80%以上の確率で起こるであろう南海沖地震を想定している」とのこと…

私も体験させていただきましたが、立っっているよりもテーブルの下で座っている方が、よりダイレクトに振動が伝わるようで怖かったです。
そしてこれは住宅の1階を想定しているとのことで、それ以上の高さでは揺れもさらに強くなるようです…

上手く表現できないですが、今まで経験したり想像していた「地震」とは全く別もので、まるで大規模な地盤沈下で建物が崩壊していくような錯覚に陥りました。










ちなみにこちらも去年の写真です。
こちらは椅子が固定されていて、床にしゃがむのが困難な方も体験できるようになっています。











よく目にする消火器ですが、この機会に改めて調べてみました。

「初期火災の消火に用いる小型で持ち運びができる器具」。
使い方をきちんと学んでおけば火災が大きくなる前に食い止めることができる重要なアイテムなのだと再確認しました。

では実際使用してみましょう!となると、テレビなどで見た噴出の威力や音などを思い出し怖さがあります。
だからこそこのような機会に実践練習を行っておくことが大切ですね。












レジデンスの住民の方が挑戦!
動きに無駄がなくとてもお上手だと思ったら、元消防関係のお仕事に就かれていたそうです。
心強いですね!


























次は職員がチャレンジ。的であるパイロンめがけて放水します。
手順としては ①安全ピンを抜く ②ノズルを火元にむける ③レバーを強く握る の3つだけなのですが、レバーは女性でも、手に力が入りにくい高齢の方でも簡単に操作できました。










公益財団法人・千葉市防災普及公社の職員の皆様も大勢来てくださいました!
横から見たら垂れ幕か何かに見えますが…












「煙体験ハウス」。

身体に害のない煙を充満させたテントです。電動車いす利用の住民の方と一緒に参加したため気丈に振る舞ってはいましたが
息苦しいような気分と前が何も見えない怖さで方向感覚を失い、たったこれだけの距離なのに出口が見えたときは本当に安堵しました。
これが本当の火災だったら…疑似体験をすることで想像していたものよりリアリティが増し、特に今回は煙の怖さを知りました。
テレビなどで観ているものとは全く違い、パニックにならずにいられるかなど自問自答したほどでした。

そして、このような思いをしないためにもまずは初期消火の重要性を再認識しました。



皆様のご協力のもと、定期的にこのようなチャンスをいただいているぶん、しっかりと危機管理を学んでいきたいです!

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