3月までのイベント食



あっというまに4月になります。
外出を控えているので住民の皆様も季節を感じられる機会が少なくなったと思いますが、レジデンスの配食は旬な材料を使ったり
目で楽しんでいただけるような工夫を凝らしています。
そこで、今年3月までの主だったイベント食をご紹介したいと思います! 











2021年1月1日 元旦
・お赤飯
・金目鯛の煮付け
・紅白なます
・おせち盛り合わせ

金目鯛は「めでたい」に掛けた縁起物。
なますは紅白のお祝いの水引をイメージしており、一家の平和を願うと言われているそうです。
大根とお酢の組み合わせは疲労回復や腸内環境を改善に効果があるといわれています。












2021年1月2日
・わかめご飯
・天ぷら
・いんげんの胡麻和え
・おせち詰め合わせ

まずは、わかめご飯。
私は中学生まで神奈川県に住んでいましたが、千葉の学校給食で初めて知りました。
想像もしなかった組み合わせと見た目のインパクトにビックリしましたが、恐る恐る食べてみると磯の香と程よい塩味でとっても美味しい!
いまでは大好物です!



そして伊達巻には「巻物」に似ていることから、知性・学業成就。
「伊達(だて)」という言葉はお洒落や華やかさを表現しており、また卵を使用していることから子孫繁栄や家庭円満という意味合いもあるそうです。

昆布巻きは、良く耳にする「喜ぶ(よろコブ)」。その他「養老こぶ(よろコブ)」で不老長寿。中身のニシン「二親(ニシン)」の語呂合わせで子孫繁栄など
見た目は地味ですが縁起物のスタメンと言えるでしょう。











2021年1月4日
デイサービスの利用者様にもお正月のお料理を楽しんでいただこうと、1月4日の再開日に合わせ3日の日曜日は大人気のカレーでお節はひとまずインターバル。
和食が大好きな私も3日頃にはカレーやピザが恋しくなります。
そんなわけで1月4日のメニュー。

・ちらし寿司
・鶏の八幡巻
・カボチャの含め煮
・お節盛り合わせ

八幡巻は京都にある旧八幡村が発祥の地。
諸説ありますが、ゴボウは地中に真っすぐ根を張ることから健康長寿の祈願や、豊作の時に飛来するタンチョウに形が似ているため五穀豊穣ともいわれています。

食物繊維が豊富で、近年では発癌性物質など有害物質を体外に排出する機能のみつかり、地味ですが縁起も良く、栄養価の高い優秀な食材だと知りました。











2021年2月2日 節分
・豆ごはん
・イワシの梅煮
・筑前煮
・五色なます

実は今回ご紹介するなかで私が一番好きなメニューです!

まず、豆ごはんの「豆」は「魔滅(まめ)」と書き、魔を滅するという解釈や、穀物には霊力・生命力が宿っているとされ「無病息災」を願う意味が込められているそうです。

イワシは鬼が嫌う臭いといわれており「陰の気」を消す魔除けの意味があるそうです。
確かに臭いのキツイお魚ですが、私は梅煮はもちろん、丸干しが大好きです!あのほのかな苦みがたまりません。
魔除けどころか寄っていっていまいます。












2021年2月14日 バレンタイン
・オムライス
・コロッケ
・ビーフシチュー
・ブロッコリーのサラダ

一気に色鮮やかな洋食です。
栄養課の方が一つ一つケッチャップでハートを書いてくれました!
住民の方とお話しをしていると、実は皆様洋食がお好きなようで、移動パン屋さんがくるとサンドイッチやピザパンから売り切れてしまいます。
ハートがいっぱいでハッピーな気分になれるメニューです。












2021年3月3日 桃の節句
・ちらし寿司
・チキンチーズの大葉巻
・筍と油揚げの煮物
・菜の花の辛子和え

旬の食材を使った華やかなで女の子のお祭りらしいメニュー。
我が家も女の子がいますが、大きくなってしまうと以前のように家庭でお祝いする機会も減りました。
特に今は外食も我慢しているので、レジデンスでのイベント食を見るたびに心が躍るような気持ちと、どこか懐かしさも感じます。


限られた予算や時間の中で、手間を惜しまずに工夫を凝らしたイベント食を提供してくださる栄養課の皆様、いつもありがとうございます!
そして、こんな時期だからこそ季節感のあるお食事が皆様の癒しになれたらと思います。



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