リフレッシュ体操を再開してみて
感染者は減少傾向にあるようですが、まだまだ予断は許さない状況です。 もともと出不精ということもあり自粛生活も慣れてきているつもりでしたが、心が晴れないというか、気付かないうちに少しずつストレスが溜まってきていると感じることもあります。 レジデンスも毎月行っていたイベントやワークショップも中止し、皆様も外出を控えている状況が続いています。 そのような中、皆様からの熱いご要望もあり何度も協議したうえ再開したリフレッシュ体操。 再開して数か月経ちますが、コロナ以前よりも盛り上がりを見せています。 密にならないように二部式にして、時間も1時間から30分に短縮。 それでも「待ってました!」の如く次々と参加者様が集まりました。 自粛期間で外出を控えているので足腰の衰えに不安を感じ、体力作りのきっかけが欲しかったとおっしゃっていた住民の方もいらっしゃいました。 皆様真剣な表情で参加されていて、画像からもその熱量が伝わってきます。 私も50を過ぎて、自分の左足に右足がつまづいたり、平らな道で顔面から転ぶようになって コツコツケアやコンドロイチンのCMを真剣に見るようになりました。 衰えを感じ始めて健康や体力維持を意識される方も少なくないと思いますが 今回はそこに加えて自粛期間。気持ちまで滅入ってしまうのではないかと心配になりました。 以前は終了後にお茶の時間を設けており、そこで皆様との雑談も楽しみなひと時でしたが、今はマスク着用で間隔も会話も避けなければならないぶん、インストラクターさんの一挙手一投足を逃すまいと集中力が高まっていると感じました。 座席は空いていますが立って参加されている方も多数いらっしゃいます。 その方の体力やお身体のご状態に合わせ、車椅子や全盲の方にもご参加いただけるメニューになっていますので、安全で無理がないようにインストラクターさんも見守りと声掛けを頻回に行っています。 リフレッシュ体操を再開してみて まだ心配や迷いがないといえば嘘になりますが、皆様が熱心に参加されているお姿は拝見すると感染症対策に注意を払いながら継続していくことが住民の皆様の意欲や体力の低下を防ぎ、生き生きとお過ごしいただけるお手伝いになるのではないかと考えています。