託児所の節分
今年は暖かい美浜区で2回も雪が積もりまだまだ寒い日が続いていますが、託児所の子供たちは毎日元気いっぱいです。 アイデア満載の先生方が季節の行事を楽しんでもらおうと、節分イベントを開催しました。 退治をするのが可哀そうなほど可愛らしい鬼さんですが 頭は空気で膨らんでいるので、上手にボールをぶつけるとクタッとしぼむように出来ており「やっつけた!」という手応えと達成感は間違いなし! 魔除けといわれている「柊(ヒイラギ)イワシ」のお面をつけてまずは敵を偵察。 この柊イワシは平安時代から続く風習であり、イワシの臭いとチクチクした柊の葉は鬼が苦手としているので、近寄らせないという意味合いがあるそうです。 これなら遊びに取り入れながら歴史ある習わしを学ぶことができますが、イワシ&柊のお面はとてもシュールです。 いよいよ直接対決! 不思議ですね、あんなに可愛くみえた鬼も怒っているように見えます。 この日は小さな子が多かったので、まずはお姉ちゃんが先陣を切って挑みます。 なんだか頼もしい後ろ姿。 それに続けと小さな子供たちも加勢。 自然とチームワークが芽生えていますが、勢いのある女子力に圧倒され男子はお片付けに徹しているようにも見えます。 いうなれば役割分担ですね。 ついに鬼は降参。 まるでこんこんとお説教をされ、ガックリとうなだれているように見えます。 空気を察し男子はボールの撤収を始めました。 さて、こちらは節分のお面作りです。 図工が大好きだったので、画像だけでもワクワクします。想像力を伸ばすのはもちろん、夢中で作っていると集中力も身につくはず。 お絵描きは表現方法の一つであり、技能は必要とせずに自由に伸び伸びと書かせてあげることが大切だと思います。 出来上がりました! 可愛い青鬼さん。 こんなチャーミングな鬼なら追い出すどころか大歓迎で、ジュースやお菓子でぜひおもてなしでもしたいです。 節分の壁面制作が完成しました。 可愛さの中で柊イワシのスパイスが効いています。 このように託児所の工作を見ていると胸がワクワクして毎回私も制作意欲が沸いてくるのですが、いまだ実行できたことはありません。 無趣味のまま老後を迎えることに不安を感じてきている今日この頃。今度こそ何か探してみようかと考えています。 子供たちの作品や様子からこんなにも影響を受けていることに気付き